ぐっちのひとりごと

高卒アラフォー雑記ブログ

ぐっちのひとりごと

【読書記録】文章作成の苦手を克服する方法

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「文章を書くのに時間がかかる」

「上司に研修レポートを書くよう言われたが何を書けばいいかわからない」

そんなお悩みありませんか?

私はあります。

「報告書を書いて提出してね」と言われても、何を書けばいいかわからない。

報告書を書き始める前に、「報告書 書き方」と検索するところからはじまります。

構成は調べてわかったが、一向に筆が進まない。少し書いては修正し、また書いては修正し、の繰り返しで時間がかかったわりに完成したものは子どもの感想文。

そんなことの繰り返しでした。

ですが、この本を読むと「何を書けばいいかわからなくて時間ばかりかかる問題」を解決できます。

こんな方にオススメ!
  • ビジネス文章を書くのが苦手・嫌いな人
  • 文章が相手にうまく伝わらない人
  • 自分の思いを言語化するのが苦手な人

 

文章の問題地図「で、どこから変える?」伝わらない、時間ばかりかかる書き方

書籍情報

著者:上阪 徹
出版社 ‏ :  技術評論社 (2020/12/7)
発売日 : 2020/12/7

著者について

上阪 徹

Book writer  上阪徹<ウエサカトオル>

1966年、兵庫県生まれ。89年、早稲田大学商学部卒。アパレルメーカーのワールド、リクルート・グループを経て、94年よりフリーランス。広告、記事、広報物、書籍などを手がける。

インタビュー集として、累計40万部を突破した『プロ論。』シリーズ(徳間書店)、『外資系トップの仕事力』シリーズ(ダイヤモンド社)などがある。

2011年より宣伝会議「編集・ライター養成講座」講師。2013年、「上阪徹のブックライター塾」開講。日本文藝家協会会員。

引用:Amazon

本の内容

「ビジネス文章が書けない」と悩んでいる人は多いです。(私もその一人です)でも、文章の書き方って、実はちゃんと教わっていないんです。なので書けなくて当たり前。この本の著者:上阪徹さんも、大学を卒業するまで「書くこと」は大の苦手だったそうです。そんな著者が文章を書く仕事を長く続けてきて気がついたこと、それは「文章は素材からできている」ということ。この本は、「素材」で発想する文章の方法論が学べる一冊です。

この本を読んだ理由

冒頭でも書いたように、私は文章を書くのが苦手です。

とにかく時間がかかるんです。真っ白のパソコン画面とにらめっこしてる時間が苦痛で苦痛で・・・

ビジネス文章はそもそも書き方がわからない。堅苦しい文章が苦手で筆が進まない・・・

自分のことを書こうと思っても、言語化するのが難しい。思考がまとまらず筆が進まない・・・

この本のタイトルの中の「時間ばかりかかる書き方」で、あ、私のことだ、と思い読んでみることにしました。

読んでみた感想

「素材」に目を向けて書く

文章の素材とは、事実・素材・エピソード(感想)

  • 「どう書くか」ではなく、「何を書くか」

例えば研修や講演会の感想を書くとき、内容と感じたことをメモしておくことが大切です。

  • 何について自分はどう感じたのか
  • 何を学んだのか
  • 何に驚いたのか
  • 感じたことや学びをどのように次に繋げていくのか
  • 見たものも素材になる!(講師の様子、スライド、配布資料の中身など)

できるだけ具体的にメモしておく

今まで講習などを受けているとき、内容はメモをとっていたけど、その事柄について自分がどう感じたのかまで書けていなかったと思いました。

学んだ内容だけ書いても、それはただの引用でしかないので、誰が書いても同じ内容になりそう。

でも、そこで自分の感じたことを書くことができれば、自分にしか書けない文章になる。同じものを見ても見る人によって感じ方は様々だからこそ、面白い文章が書けるのかな、と思いました。

COLUMN 「素材」を自分の中から引き出す方法

自己紹介など、自分の考えていることを文章化することも多いですよね。

思い浮かんだ素材を普段からどんどんストックしておくことが大切!

自分の中にある事柄を言葉にするのが私は特に苦手です。

就活でよく聞かれる志望動機とか、職務経歴、自分の長所・短所、とか全然思いつかないし文章にまとめられない。

誰かと話してる時にも、急な質問にはっきり答えられないときってたいてい自分のことについて聞かれたとき。

好きな食べ物、好きなもの、趣味、とか急に聞かれてもうまく返せないことが多いんです。

もっと意識して、なんでも感じたことをメモしていったらそこから気がつくことも多いかもしれない

甘い匂いかぐと落ち着くな

シンプルなデスク周りの写真見ると気分上がるな

この漫画のこのキャラのこんなところが好き!とか

自分の気持ちに耳を傾けてみよう

文章は読み手への思いやり

文章は、自分のためにあるのではなく、誰かのためにある。

かっこよく書こうとするのではなく、どうしたら相手に伝わりやすくなるのか、相手の立場になって書き方の工夫をする。

誰かに伝えるために書く!と思うと一気に文章を書くハードルが下がりました。

難しい言い回しや言葉を使わなくてもいいのかな、と思いました。

まとめ

この本を読んで、今まで難しく考えすぎていたのかな、と思いました。

特にビジネス文章は堅く書かないといけないと思いこんでいましたが、書き手がいるということは読み手がいて、読み手にとって読みやすい文章ってどんなのだろう、と考えることが大切なんだと思いました。

自己分析にも活かせる内容だと思いました。

自分の思いを形にできないのは、見える化できていないから。

普段から自分のことについても思い浮かんだらどんどんメモしていこうと思いました。そうすることで、自分の中にある物事にも目を向けることができるし、自己理解が深まることは自分を大切にすることにも繋がると思います。

実はこの本を読んでいるとき、就活中で書類作成とか面接の想定質問とか考えなきゃいけない時期でした・・・

この本は就活の参考にもなります!たぶん。私だけかな?笑

文章を書くのに時間がかかる!

文章を書くのなんて大嫌い!

自己分析が苦手!

そんな人はぜひ、この本を読んでみてください。

なーんだ、これでいいのか、って、気持ちがらくになると思います。